今年度新入社員、過去最高5割近くが「年功序列制を望む」/民間調査
産業能率大学総合研究所は18日、「2024年度(第35回)新入社員の会社生活調査」結果を発表しました。「年功序列」と「成果主義」のどちらを望むかを尋ねたところ、「成果主義」51.5%に対し、「年功序列」は48.5%で過去最高となりました。「いつまで働きたい(勤めたい)か」は「65歳(再雇用定年年齢)」が32.7%で過去最高、「60歳(定年年齢)」は32.1%。「終身雇用制度」については「望む」が68.2%で、2021年度以降、増加傾向にあるようです。働く上で企業に求めるものは「長期的な安定性」が76.5%、働き方改革のテーマである「ジョブ型」と「メンバーシップ型」については、「望む」が順に25.6%と25.8%で回答は拮抗しました。副業は、会社に制度がある場合「利用したい」(37.3%)、「どちらかといえば利用したい」(41.0%)を合わせると78.3%が “利用したい”と回答 しています。今回の調査では生成AIに関する質問が追加され興味深い回答を得ています.
調査報告書は下記よりダウンロードください。