お知らせ

「60代シニア層の就業ニーズに関するアンケート調査」/産業雇用安定センター

老後資金の確保や生きがいを感じるために、生涯現役で働きたいと考えている方も多いのではないでしょうか。実際に、定年後も働きたいと考えている方は増えてきています。しかし、定年後の再就職は難しいのが現状です。産業雇用安定センターは15日、「60代シニア層の就業ニーズに関するアンケート調査」結果を公表しました。仕事探しで重視するのは(2つまで選択)、「仕事内容・職場の働きやすさ」(40.1%)、「就業場所や通勤時間」(34.9%)などが多く、「給料」(25.1%)、「体力・体調に合っている」(22.7%)はやや少ない結果でした。男性60~64歳の約半数が週5日以上を希望する一方、女性と男性65~69歳では7割から8割超が「週4日」以下を希望しています。人手不足分野の運輸、警備、介護福祉等の仕事はシニア層でも希望度は低いが、業務内容の分割など仕事内容を見直し、シニア層の活躍を促すことで人手不足緩和に繋がることが期待できる、としています。調査は、求職活動中の60代男女が対象でした。加齢に伴う体力の衰え、また新たな仕事に対する不安などその人でなければ分からないことですが、今後、日本の働き手不足の対策は高齢者の活躍に期待がかかってきます。現状の仕事内容を見直し徐々に高度な仕事についてもらう企業努力も必要な時代かなとも考えます。

調査結果は、下記からダウンロードできます。是非、ご覧ください。




この記事をシェアする