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「ビジネスケアラー」両立支援、企業のガイドライン策定に向け議論開始/経産省検討会

経済産業省は6日、第1回「企業経営と介護両立支援に関する検討会」を開催した。仕事をしながら家族の介護に従事する「ビジネスケアラー」発生に伴う諸課題への対応として、企業の両立支援の取組を促すガイドライン策定に向けた検討を行います。介護発生による企業経営上の影響、両立支援を講じるべき企業の特徴・傾向分析、企業実態(規模・業種・地域性等)に応じた両立支援、政府の支援策のあり方などについて議論し、来年3月までのガイドライン策定を目指すそうです。


10月31日、このコラムで紹介しました東京商工会議所の調査で介護離職者増加が懸念されていましたが、介護保険制度や労働問題等を所管とする厚労省ではなく、経産省において議論されるようです。この問題の経済的損失や企業への影響が大きいと見ているのでしょうか?事業規模を関わらずビジネスケアラーの発生率、生産性の低下の影響度に大きな変化はないそうです。介護離職者の発生人数を0.16%していますが、この予測はちょっと甘いかもしれません。

経産省の本検討会、事務局資料は下記よりダウンロードできます。




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