持続的な賃上げに向けて(労働白書等分析)/ 行政分析
厚生労働省は29日、2023年版「労働経済の分析」(労働経済白書)を公表しました。「持続的な賃上げに向けて」をテーマに、日本の賃金が伸び悩んできた理由を明らかにし、賃上げが企業・労働者・経済全体に及ぼす好影響、企業業績・価格転嫁状況等と賃上げの関係等についても分析をしています。
近年、転職希望の若い求職者などに人気のあるスタートアップ企業ですが、令和5年度労働経済の分析では、賃上げ率や、成長見通しは、創業15年以上の企業よりも高く、賃上げにも積極的な傾向があることが分かりました。求職者には新たなビジネスモデルの創出を身近で経験できることが魅力のようです。新規創設企業だけではなく、新規事業のスタートアップ経験はさまざまな企業でも可能ですので、従業員にそのような経験を提供してはいかがでしょうか。
詳しい分析の結果は、下記の報告書をダウンロードください。