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高賃上げの継続による「賃金と物価の好循環」、「デフレ」脱却の実現を重視/経済財政白書

内閣府は8月29日、「2023年度の年次経済財政報告(経済財政白書)」を公表しました。 物価と賃金は動き始めているとし、来年度も高い賃上げを継続することにより「賃金と
物価の好循環」を実現し、「デフレ」からの脱却を定着させていくことが重要としています(第1章)。家計の所得向上については、労働移動の活発化、副業・兼業の拡大や女性・高齢者の活躍促進等が重要とし、少子化傾向の反転のためには、(1)将来の所得上昇期待を高めて結婚・出産の後押しをすること、(2)住宅・教育費などの子育て負担の軽減、(3)出産後の女性の労働所得が下がりにくい環境を整備し、「共働き・共育て」を支援する仕組みとして、保育所整備・男性育休やベビーシッター利用の促進の充実整備等が必要と指摘し、その実現が重要としています。(第2章)。 企業の収益性向上については、マークアップ率(企業の価格設定力)の向上が、収益性を改善し、投資や賃上げ余力を高めるため、経済の好循環の観点からも重要などとしています(第3章)。


詳しくは、下記より白書の概要をご覧ください。




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