2023年度の見通し、売上拡大の一方でコストアップが収益圧迫/民間調査
帝国データバンクは4月19日、「2023年度の業績見通しに関する企業の意識調査」結果を発表しました。23年度の業績見通し(売上高および経常利益)について尋ねたところ、「増収増益」と回答した企業は26.4%となり、前回調査(2022年3月)の22年度見通しから2.3ポイント増加しました。また「減収減益」は同3.6ポイント減の20.3%と3年連続で減少しました。業績の上振れ材料は「個人消費の回復」(38.8%)が3年ぶりにトップに、下振れ材料は「原油・素材価格の動向」(45.2%)が2年連続トップとなりました。売り上げ拡大が続く一方、「コストアップなどから利益面は伸び悩みがみられると同時に、『増益』『減益』の二極化傾向がみられた」などとしています。
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